当社第19期2025年9月期第2四半期決算発表をお知らせいたします。
①前期より開始した上場後の第3ステージが継続し、中長期成長戦略「エアトリ5000」及びFY25.9期 成長戦略「エアトリ2025」のもと、エアトリ旅行事業を中心に各事業ポートフォリオで事業収益を積み上げ、2025年9期第2四半期の連結業績は、連結取扱高567億円(前年同期比103%)、連結売上収益131億円(前年同期比105%)、営業利益15.4億円(前年同期比76%)となり、業績予想に対して堅調に進捗いたしました。
エアトリ旅行事業におけるさらなる成長鈍化がある一方、エアトリ新規商材、既存・新規事業への成長投資・事業ポートフォリオの拡大を断続的に実行しております。
順調に成長するCXOコミュニティ事業では、将来的な利益の下支えを目指してまいります。
②エアトリ旅行事業では、国内・海外の「航空券」と「航空券+ホテル(エアトリプラス)」を中心に収益の柱として事業ポートフォリオ全体を牽引いたしました。
引き続き「なんでもエアトリ」をキーワードに、新規注力商材である「ホテル、新幹線、レンタカー、高速バス」商材の拡充に向けた投資を継続してまいります。
③エアトリ旅行事業以外のその他注力事業においては、上場グループ会社4社(エアトリ、まぐまぐ、インバウンドプラットフォーム、ハイブリッドテクノロジーズ)及びかんざし社を中心に事業展開を加速し、さらなる成長へのチャレンジを継続しております。
④前期より新規事業として開始した「CXOコミュニティ事業」では、「継続は力なり」として、コミュニティの更なる拡大に向け邁進してまいります。
エアトリCXOサロン(有料会員)400社を達成(2025年4月時点)し、2025年7月15日~16日に「エアトリフェス 2025」の開催が決定いたしました。
また、「エアトリ CXO サロン」メンバーの更なる成長を支援するために、「エアトリ上場企業サロン」、「エアトリ IPO・M&A・資金調達サロン」、「エアトリ証券会社・監査法人サロン」、「エアトリ政策提言サロン」の4つの新サービスの提供を開始いたしました。
⑤今期も、エアトリ経済圏の拡大・強化に向けた仲間集めを展開し、今期累計で4件のM&A・資本業務提携を発表いたしました。
1件目として、株式会社ノックラーンを子会社化し「HRコンサルティング事業」を開始いたしました。
2件目として、新潟空港を拠点とするトキエア社と資本業務提携を開始し、18事業目となる航空会社の「総代理店事業」を開始いたしました。
3件目として、ミナト株式会社を子会社化し、19事業目となる「レンタカー事業」を開始いたしました。
4件目として、グループ会社のハイブリッドテクノロジーズにてNGS Consulting社の連結子会社化に係る株式譲渡契約を締結いたしました。
⑥投資事業(エアトリCVC)では、2Q中に出資先の株式会社フライヤー(証券コード:323A)、ミーク株式会社(証券コード:332A)が東証グロース市場、株式会社LogProstyle(ティッカーシンボル:LGPS)がNYSE Americanに新規上場し、当社投資先の第23号IPO案件を達成いたしました。
1Q中に上場した出資先のGVA TECH株式会社(証券コード:298A)に続く今期4件目のIPO案件を達成し、投資事業利益を順調に積み上げております。
⑦昨今の物価上昇等への対応として、エアトリにこれまで新卒として入社した社員を中心に定期昇給とは別にベースアップを実施いたしました。
平均年収が596万円から628万円(+32万円)と大幅アップし、従業員のモチベーション・満足度の向上や能力開発の促進への期待と優秀な人材の確保を図ってまいります。
⑧今期は取扱高と売上収益は前期比増収による事業拡大を目指し、エアトリ新規商材、その他注力事業、新規事業の成長のための投資を継続して実施しております。
毎年新規事業立ち上げにより事業ポートフォリオ戦略「エアトリ経済圏」の構築・強化を推進し、中長期成長戦略「エアトリ5000」の達成と営業利益50億円・100億円への拡大により、エアトリグループの終わりなき成長と、将来的な株主還元拡充を目指します。
詳細は当社IRページをご覧ください。
https://www.airtrip.co.jp/ir/